高く跳びたいなら、筋肥大させるな!!

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こんにちは、小池です。

今回は、
高く跳ぶためのバネ強化法
について書きます。

跳躍競技をやっている人の多くは、
以下の疑問を抱いています。

「どこの筋肉をつければ、
跳躍力はつくのだろうか?」

この疑問が投げかけられたとき、私は

筋肉をつけよう、と考えた時点で
上位選手になるのは厳しい道になる

と回答すると思います。
その理由を説明します。

お前はボディビルダーじゃない

高く跳ぶために筋肉をつける、
というのはある一定レベルまでは
いいのかもしれません。

しかし、あなたがトップを狙うのなら
そうすべきではありません。

ピットで求められることは
誰よりも高く跳ぶことであり、
「鍛えた身体を魅せる」
ことではないのですから。

やみくもに筋肉をつけようとすることは、
自らバネを殺していく行為
です。

脂肪は跳躍力を下げる要因になりえますが、
同様にムダな筋肉も足かせになります。

世界レベルの走高跳選手を見てください。
筋肉ムキムキな選手は少数派じゃないですか?

むしろ、筋肉があまりなく
すらっとした選手が
高く跳んでいるように私は思います。

最近でいえば、
世界歴代2位の記録を持ち、
2017年ロンドン世界陸上競技選手権で優勝した

M.A.バルシム選手はその典型でしょう。


Mutaz Essa BARSHIM 選手。189cm,65kgのすらっとした体型である。
https://alchetron.com/Mutaz-Essa-Barshim#- より引用

バルシム選手以外でも、
世界的選手はおおむね
身長の割に細身です。

筋繊維の動員率!

なぜ世界的選手は
細身でも跳べるのでしょうか。

それは
「伸張反射」
うまく利用しているからです。

伸張反射とは、

筋肉に張力を与えた際に
反射的に起きる筋収縮のこと

です。

輪ゴムを手に取り、
伸ばした状態で手を放すと
一気に縮む、あの感じです。

伸張反射による力は
いわゆる筋力とは違います。

筋力は

  • 筋の断面積(筋量)
  • 筋繊維の速筋遅筋比
  • 筋繊維の動員率

などで決まるとされています。

跳躍選手が注目すべきは
「筋繊維の動員率」でしょう。

筋繊維の動員率を高めることで、
少ない筋量でも高い筋力を出すことが
可能になるのです。

Plyometrics Training

動員率を高めるためには、
伸張反射を含む練習を行うのが良いですね。

伸張反射を含む練習として、
プライオメトリクストレーニングがあります。

プライオメトリクストレーニングで代表的なのは
ハードルジャンプでしょう。

ハードルジャンプは

  • 短い接地時間で
  • 大きな力を地面に加え
  • 上下半身の連動を使う

という要素を満たしている
トレーニングです。

現在も定期的に行っており、
個人的にもオススメの練習です。

また、重さを軽くして
俊敏に行うウエイトトレーニングも併せると
動作の改良が見込まれます。

しかし、プライオメトリクストレーニングは
身体に大きな負荷をかけるため、
やりすぎると重大なケガを誘発します。

自身の経験や指導されたことをふまえると、

週1回程度

が良いでしょう。

週1回程度、
ハードルジャンプを取り入れてみてください。

長文読んでくださりありがとうございました。
ご指摘・ご感想等ある方は
コメントしていただけると幸いです。

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